木によってハサミ方が異なり、地方や会社、職人によっても仕上りが違うのが剪定です。
しかし、どんなに仕上りが違っても基本は一緒で、共通したハサミ方があります。それは忌み枝(やご、胴吹き、徒長枝、懐枝、からみ枝、立枝、下がり枝、戻り枝、重なり枝・・・)を取り除くことです。忌み枝を取り除いてから、枝葉の茂り具合を調整し、枝先を整えてやります。
これだけで充分キレイに仕上がると思います。姿形を人間本位にイメージして、不自然に切ったり、ヒモで引っ張ったりするのはお勧めしません。
木が自然に伸びたいと思う方向に伸ばしてやる・木に逆らわない(造ろうとしない)!がコツです。そして他の人の仕事と、自分の仕事を比較して見ていると上手になると思います。