敷石は、園路やアプローチ、テラスになど幅広く利用される工法です。
材料には主に自然石や加工された石などを使い、その組み合わせ次第で無数にレイアウトできます。
大小様々な形の石をバランス良く配置して目地(石と石の隙間)の間隔を均一にし、目地にセメントを用いる場合は石の肩よりも少し下げて均して、最後に石に付いた余分なセメントをキレイに洗って拭いて完了です。大変手間のかかる作業ですが、その美しさに満足していただけると思います。
この敷石には禁忌があり、四つ目地・通し目地・八つ巻き目地など絶対にやってはならない石の配置があります。特に四つ目地は「死に目地」と言って、縁起が悪いから絶対にやってはいけないと師匠から教わったので僕も忠実に守っています。
本物の庭師ならば、縁起の悪い仕事をして、お客様からお金を頂戴するような真似は絶対にしません。